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現代人の多くが気づかぬうちに「浅い呼吸」になっています。
スマホやパソコンを見る姿勢が続くことで、背中が丸まり、肺が十分に広がらなくなるためです。
浅い呼吸の状態が続くと
酸素の取り込みが減り、疲れやすくなる
自律神経が乱れ、ストレスや不眠につながる
血流が悪くなり、冷えやむくみ、肌荒れの原因
つまり、「呼吸の浅さ=体の不調」に直結しているのです。
正しい呼吸を意識すると、次のような変化が現れます。
血流が改善し、代謝アップ
肩こりや首こりの軽減
姿勢が整い、自然に背筋が伸びる
ストレス軽減・集中力アップ
眠りの質が向上する
呼吸を整えることで、体と心のバランスが取れ、自然とパフォーマンスが上がります。
腹式呼吸とは、お腹を使って息を吸い・吐く呼吸法です。
胸だけで呼吸する「胸式呼吸」と違い、体の奥の筋肉(横隔膜や腹横筋)を使います。
背筋を伸ばしてリラックス(座っても寝てもOK)
鼻からゆっくり息を吸い、お腹をふくらませる
口から細く長く息を吐き、お腹をへこませる
これを1分間(5〜6回)繰り返す
呼吸を「深く」「ゆっくり」行うことがポイントです。
起きてすぐ、窓際で深呼吸を3回。
吸うときに「新しい空気を取り込む」イメージ。
吐くときに「身体の中空気を全て吐き切る」イメージ
➡ 自律神経のスイッチが「活動モード」に切り替わります。
デスクワーク中に1分だけ手を止めて深呼吸。
4秒で吸い、6秒で吐くリズムを意識。
肩を軽く回して胸を開くとさらに効果的。
➡ 脳に酸素が行き渡り、午後のパフォーマンスがアップ!
ベッドの中で仰向けになり、手をお腹に。
鼻から4秒吸って、8秒かけてゆっくり吐く。
吐くときに「力を抜く」意識を持つ。
➡ 自律神経が整い、自然と眠りに入りやすくなります。
正しい呼吸を行うと、体幹(インナーマッスル)が自然に働きます。
この筋肉群は、姿勢を支えるだけでなく、脂肪燃焼にも関係しています。
また、深い呼吸によって血中の酸素濃度が高まり、代謝が上がるため、脂肪が燃えやすい体へと変化。
つまり「呼吸を整える=自然に痩せやすい体づくり」にもつながるのです。
私たちは1日に2万回以上も呼吸をしています。
その一つひとつを少し意識するだけで、体も心も驚くほど変わります。
疲れにくい体
リラックスしやすい心
代謝の良い体づくり
どれも呼吸から始まります。
まずは1日1分、深呼吸の時間を作ってみましょう。
その小さな習慣が、体の変化と心の安定につながっていきます。