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緊張していないのに力が入る?自律神経の乱れが関係しているかも

1. はじめに:無意識に体がこわばるのはなぜ?

「緊張していないのに、肩や首に力が入ってしまう」

「寝ているのに歯を食いしばっている」

「リラックスしているつもりなのに、体が常に張っている」

そんな経験はありませんか?

実はそれ、「自律神経の乱れ」が関係しているかもしれません。

ストレスや疲労、生活リズムの乱れなどによって、自律神経がうまく働かなくなると、体は常に戦闘モードのような状態になり、無意識に筋肉が緊張してしまうのです。

 

2. 「力が抜けない」原因は自律神経にあり

自律神経とは?

自律神経とは、意識しなくても体の働きを調整してくれる神経です。

たとえば「呼吸」「心拍」「体温調整」「消化」などを、自動的にコントロールしています。

この自律神経には、2つの働きがあります。

 

交感神経:活動・緊張・興奮のモード(昼間や運動中に優位)

副交感神経:休息・リラックスのモード(夜やリラックス時に優位)

 

この2つがバランスよく切り替わることで、体も心も安定します。

しかし、ストレスや過労、睡眠不足などによって交感神経が優位な状態が続くと、常に体が力の入ったままの状態になってしまうのです。

 

3. 自律神経が乱れると起こるサイン

「体がこわばる」以外にも、自律神経の乱れはさまざまな不調を引き起こします。

以下のような症状がある人は、要注意です。

 

肩こり・首こりが慢性的

頭痛やめまい、耳鳴りがある

胸の圧迫感、動悸

手足の冷え、ほてり

不眠や寝つきの悪さ

朝起きても疲れが取れない

気分の落ち込みやイライラ

 

これらはすべて、自律神経のバランスが崩れて「休む力」が弱まっているサイン。

体の緊張は、心の緊張とも深く関係しているのです。

 

4. 力が入りやすい人の生活習慣・考え方の特徴

知らず知らずのうちに、力が入りやすくなる生活習慣や思考のクセがあります。

以下に当てはまる項目はありませんか?

 

仕事や家事で常に頭がフル回転している

休んでいるのに「何かしなきゃ」と思ってしまう

姿勢が悪く、前かがみ姿勢が多い

深呼吸が浅く、呼吸が早い

長時間同じ姿勢でデスクワークしている

寝る直前までスマホを見ている

 

このような生活習慣は、交感神経を刺激し続けてしまい、体が「常に戦っている」状態に。

特にまじめで頑張り屋な人ほど、自分で気づかないうちに力を入れすぎてしまう傾向があります。

 

5. 自律神経を整えてリラックスするための習慣

では、どうすれば体の力を抜き、自律神経を整えられるのでしょうか?

ポイントは、「意識的にリラックスをつくること」です。

 

深くゆっくりとした呼吸

呼吸が浅くなると、交感神経が優位になり、体が緊張しやすくなります。

1日数回でもよいので、意識して呼吸を整えましょう。

 

おすすめの呼吸法:腹式呼吸

鼻からゆっくり4秒吸う

お腹がふくらむのを感じる

口から6秒かけてゆっくり吐く

吐き終えたら2秒止める

 

これを数回繰り返すだけで、副交感神経が働き、体がリラックスしていきます。

 

軽いストレッチで体をゆるめる

体のこわばりを解消するには、筋肉をほぐすのが効果的です。

 

おすすめストレッチ

肩を大きくゆっくり回す

背伸びをして全身を伸ばす

首を左右にゆっくり傾ける

背中の肩甲骨を寄せる

 

ポイントは「伸ばすことを意識しすぎず、気持ちよく動かす」こと。

痛みを感じるほど行うと逆に筋肉が緊張してしまうので、無理は禁物です。

 

睡眠の質を高める

睡眠不足は、自律神経の大敵。

質の良い睡眠をとることで、体のリセット機能が正常に働きます。

 

寝る1時間前にはスマホ・PCを見ない

照明を少し暗くして副交感神経を優位にする

寝る前のストレッチやアロマでリラックス

起きたら朝日を浴びて体内時計を整える

 

これだけでも、自律神経のバランスが整いやすくなります。

 

栄養と水分をしっかり補う

自律神経の働きには、栄養バランスも深く関係します。

 

ビタミンB群(疲労回復・神経の調整)

マグネシウム(筋肉の緊張を和らげる)

タンパク質(神経伝達物質の材料)

水分(脱水は自律神経を乱す原因に)

 

バランスの良い食事を心がけることで、心身の安定をサポートできます。

 

何もしない時間をつくる

頑張りすぎる人ほど、常に頭が動いている状態です。

ときには「何もしない」時間を意識的に作ることが、リラックスへの第一歩。

 

カフェでぼーっとする

静かな音楽を聴く

自然の中を散歩する

湯船につかりながら深呼吸する

 

リラックスしなきゃと頑張る必要はありません。

ただ「今の自分に優しくする時間」を持つことが、自律神経を整える一番の近道です。

 

6. まとめ:体のサインに気づき、優しく整えよう

緊張していないのに体に力が入るのは、心や体が頑張りすぎているサインかもしれません。

自律神経のバランスが崩れると、体はいつの間にか常に緊張状態になります。

 

しかし、

深い呼吸

軽いストレッチ

質の良い睡眠

栄養と休養のバランス

を意識するだけで、少しずつ体の力が抜けていきます。

 

「頑張らないと」と思う前に、「今日は少し休もう」と体に優しく声をかけてあげましょう。

心も体もリラックスできる時間が、結果的に健康や美しさにつながっていきます。

 

■HP:https://rutina-gym.com/

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