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トレーニングは3セット10回が本当に正解?目的別に効果を解説!

1. 「3セット10回」が定番になった理由とは?

筋トレに関する情報を調べると、必ずといっていいほど出てくるのが

「3セット10回」という言葉。

これは、筋肉を効率よく刺激するための基本の型として、長年フィットネス業界で推奨されてきた回数設定です。

もともとは、アスリートやボディビルダーのトレーニング理論から広まりました。

「1セット10回できる重さで、3セット行うと効果的」という研究結果が多く報告されたことがきっかけです。

しかし、これはあくまで標準的な目安であり、すべての人に最適とは限りません。

体力レベル、目的、フォームの精度、疲労具合などによって、効果的な回数は変わってくるのです。

 

2. トレーニングの効果は「回数」よりも「目的」で決まる

トレーニングで大切なのは、「何回やるか」よりも何を目的としているか

たとえば、同じスクワットでも以下のように狙いが違えば、回数設定も変わります。

目的おすすめの回数負荷の目安
筋力アップ6〜8回 × 3〜5セット重め(限界がくる重さ)
ボディメイク・引き締め10〜15回 × 2〜4セット中程度
ダイエット・代謝アップ15〜20回 × 2〜3セットやや軽め〜中程度

 

つまり、「3セット10回」は万能ではなく、目的に合わせて調整することが大切です。

 

3. 目的別|最適な回数・セット数の考え方

💪 筋力アップを目指す場合

重い負荷で6〜8回が限界になるように設定します。

筋肉に強い刺激を与えることで、筋繊維の太さを増やす「筋肥大」が起こりやすくなります。

このときのポイントは、1回ごとのフォーム精度と集中力

3セットすべてを同じ強度でやり切ることを目指しましょう。

 

ボディメイク・引き締めを目指す場合

女性に最も人気の目的がこのタイプです。

筋肉をつけすぎず、しなやかに引き締めたい場合は「10〜15回 × 3セット前後」がベスト。

この回数では、筋肉の持久力と張り感を高めることができ、メリハリのある体をつくりやすくなります。

フォームを丁寧に行い、「あと2〜3回キツい」と感じる負荷設定が理想です。

 

🔥 ダイエット・代謝アップを目的とする場合

脂肪を燃やしたいときは、筋肉を「長く動かす」ことがポイント。

軽めの負荷で15〜20回、もしくは時間を決めて(30〜60秒)動かし続けるのも効果的です。

特におすすめは、自重トレーニングやサーキット形式。

心拍数を上げながら筋肉を刺激することで、有酸素運動+筋トレのハイブリッド効果が得られます。

 

4. 回数よりも大切な「フォーム」と「限界の質」

トレーニングで最も大切なのは、「何回やったか」よりも「どんな動きができたか」

たとえば、フォームが崩れたまま10回行うより、

正しい姿勢で6回行うほうが、筋肉にしっかり効きます。

また、「限界までしっかり追い込む」ことも重要。

同じ10回でも、「10回が限界」の重さと「まだ20回できる」重さでは、得られる効果がまったく違います。

理想は、あと1回できるかどうかのラインで終えること

そのギリギリの刺激が、筋肉の成長や代謝アップを引き出します。

 

5. 女性におすすめのセット法・トレーニング組み方

女性の場合、筋肥大よりも「引き締め」「代謝アップ」「姿勢改善」を目的とする人が多いため、

次のような組み方が効果的です。

 

🌿 初心者〜中級者向けメニュー例

スクワット :15回 × 2セット

プランク  :30秒 × 2セット

ヒップリフト:15回 × 2セット

腕立て伏せ(膝つき):10回 × 2セット

 

→ 合計15分ほどでも十分効果的!

フォームを丁寧に、呼吸を止めずに行うことで、体幹や姿勢の安定にもつながります。

 

💡「3セット10回」にこだわらない柔軟性を

日によって体調や筋肉の疲れ方も違うもの。

「今日は2セットでOK」「少し余裕があるから回数を増やそう」など、

体の声を聞きながら調整することが、長続きのコツです。

 

6. 続けるためのコツ|正しい負荷で結果を出す

トレーニング効果を高めるには、次の3つを意識しましょう。

 

小さな変化を感じ取る

「少し姿勢が良くなった」「階段が楽になった」など、

小さな成長を意識するとモチベーションが上がります。

 

同じメニューでも質を上げる

回数を増やすより、可動域やフォームの正確さを磨くことが重要。

筋肉の「効かせ方」が上手くなると、少ない回数でも効果が倍増します。

 

週2〜3回のリズムをキープ

毎日やるより、筋肉を休ませながら継続するほうが成果につながります。

筋肉は「休む間に育つ」もの。しっかり休養を取りながら続けましょう。

 

7. まとめ:3セット10回は「正解」でもあり「一つの目安」

「3セット10回」は、多くの人にとって分かりやすい基本の形。

ただし、それが唯一の正解ではありません。

筋力アップを目指す人も、ダイエットをしたい人も、引き締めたい人も、

目的に合わせて回数・セット数・負荷を変えることが、結果を出すためのポイントです。

トレーニングのゴールは、「理想の体になること」。

回数の数字にとらわれすぎず、

「自分に合ったやり方」を見つけていきましょう。

無理のないペースで、正しいフォームを意識すれば、

3セット10回よりもっと効果的なトレーニングがきっと見つかります。

 

■HP:https://rutina-gym.com/

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