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「朝より夜のほうが脚がパンパン」「夕方になると靴がきつい」
そんなむくみ脚に悩んでいませんか?
むくみは一見すると一時的なトラブルに見えますが、実は体の巡り(血流やリンパの流れ)が滞っているサイン。
放っておくと脚が太く見えるだけでなく、疲労の蓄積や冷え、代謝の低下などにもつながります。
つまり、むくみケア=健康で美しい体を保つ第一歩なんです。
ここでは、脚のむくみが取れない原因と、毎日の生活でできる「すっきり美脚習慣」を5つご紹介します。
目次
長時間のデスクワークや立ち仕事では、ふくらはぎの筋肉があまり動かず、ポンプ機能が低下します。
その結果、血液やリンパが下半身に滞り、重だるさを感じやすくなります。
「仕事中はほとんど座りっぱなし」という人ほど注意が必要です。
特にふくらはぎや太ももの筋肉が衰えると、血液を心臓に戻す力が弱まり、むくみやすくなります。
「最近、階段を上るのがつらい」「足が重く感じる」という人は、筋肉量の低下が原因かもしれません。
味の濃い食事やスイーツ・ジュースなどを摂りすぎると、体は水分をため込もうとします。
この水分の抱え込みが、むくみを引き起こす大きな原因に。
冷房の効いたオフィスや、冷たい飲み物の習慣も油断できません。
体が冷えると血管が収縮し、老廃物の排出が滞りやすくなります。
自律神経が乱れると、血流や水分代謝のバランスが崩れやすくなります。
「寝ても疲れが取れない」「朝から脚が重い」という人は、生活リズムの乱れが原因のこともあります。
1日の終わりに、脚を上げて10分間リラックスするだけでもOK。
壁に脚を立てかけて寝転ぶ「足上げポーズ」は、重力で自然に血液やリンパを心臓に戻すサポートになります。
そのまま深呼吸をして副交感神経を整えると、睡眠の質アップにもつながります。
仕事中もできるむくみ対策。
1時間に1回、立って軽くかかとの上げ下げを10〜15回。
それだけで脚の筋肉が刺激され、ポンプ機能が回復します。
できれば昼休みに軽いストレッチやウォーキングを取り入れるとさらに効果的です。
「むくむのが怖いから水を控える」という人もいますが、実は逆効果。
体内の水分が不足すると老廃物が排出されにくくなり、むくみが悪化します。
理想は1日1.5〜2ℓの水分を、こまめに摂ること。
冷たい水より、常温の水や白湯がおすすめです。
塩分を摂りすぎると体が水分をため込みますが、カリウムは余分なナトリウムを体外に出してくれる働きがあります。
バナナ、アボカド、ほうれん草、きゅうりなどを意識して取り入れましょう。
特にむくみやすい夜には、サラダやスープでバランスよく摂取を。
5. 湯船でしっかり温めて流す
お風呂は、むくみ解消の強い味方。
シャワーで済ませる日が続くと、下半身が冷えて代謝が落ちやすくなります。
38〜40℃のお湯に15分ほど浸かることで、血流が促進され老廃物の排出がスムーズに。
入浴後は脚のマッサージやストレッチで巡りケアを仕上げましょう。
脚のむくみは、「体が出している小さなSOS」。
放置せず、冷やさない・動かす・巡らせるを意識することで、少しずつ改善していきます。
ストレッチやお風呂、食事内容を見直すだけでも、脚の軽さは確実に変わります。
今日からできることを一つずつ習慣化して、すっきり美脚を育てていきましょう。