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コーヒーやエナジードリンクに含まれる「カフェイン」。
「カフェインは脂肪燃焼に効果的!」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実は、カフェインには脂肪燃焼をサポートする働きがあることが科学的にも確認されています。
ただし、飲み方やタイミングを間違えると、効果が薄れるどころか、睡眠の質を下げたり、ストレスホルモンを増やして逆効果になることも。
この記事では、「カフェインダイエット」の正しい知識と、効果的に脂肪を燃やすためのポイントを3つ紹介します。
目次
カフェインには、以下のような3つの作用があります。
脂肪分解を促す
カフェインを摂取すると、「リパーゼ」という脂肪分解酵素が活性化します。
これにより、体内の脂肪がエネルギーとして使われやすくなるのです。
代謝を上げる
カフェインには交感神経を刺激する作用があり、体温や心拍数を上げ、基礎代謝を一時的に高める効果があります。
つまり、同じ運動でもエネルギー消費量が増えるのです。
集中力アップ・疲労軽減
トレーニング前に摂取すると、集中力が高まり、パフォーマンスも向上します。
「もう少し頑張れる!」という感覚も、脂肪燃焼につながる大事な要素です。
カフェインの効果は、摂取してから30〜60分後にピークを迎えます。
そのため、運動前に摂るのが最も効果的。
おすすめは、
ブラックコーヒー1杯(約150〜200mgのカフェイン)
お茶(玉露・緑茶)
カフェイン入りのサプリメント(カフェイン量を確認して)
運動と組み合わせることで、脂肪分解→燃焼の流れが効率的になります。
カフェインは「多ければ多いほど良い」というものではありません。
摂りすぎると、
不眠
動悸・イライラ
胃痛
自律神経の乱れ
を引き起こすことも。
健康的な成人の場合、1日の上限は約400mgが目安。
(コーヒー約3〜4杯程度)
また、午後3時以降の摂取は睡眠の質を下げやすいので注意が必要です。
せっかくカフェインで脂肪燃焼を促しても、砂糖やシロップたっぷりのカフェラテでは本末転倒。
血糖値が急上昇し、脂肪燃焼どころか脂肪蓄積のスイッチが入ってしまいます。
ダイエット中は、
ブラックコーヒー
無糖のアイスコーヒー
ストレートの緑茶・紅茶
を選ぶのが◎です。
もし苦味が気になる場合は、
シナモン(血糖値上昇を抑える)
無調整豆乳(まろやか&栄養バランスUP)
をプラスするのもおすすめです。
カフェインの効果は、摂取を続けるうちに耐性がつきやすくなります。
毎日何杯も飲んでいる人は、脂肪燃焼効果が感じにくくなることも。
→ 対策としては、1〜2週間のカフェインオフ期間を作るのがおすすめです。
● 睡眠の質を下げると逆効果
カフェインは眠気を覚ます作用が強く、睡眠の質を下げることがあります。
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、脂肪が落ちにくい体質につながるため注意が必要です。
カフェインの効果を最大限に引き出すには、運動・食事・休息のバランスが大切です。
朝の軽い運動(ウォーキング・ストレッチ)で代謝を上げる
たんぱく質をしっかり摂る(筋肉を守り、脂肪燃焼効率UP)
しっかり眠る(ホルモンバランスを整える)
カフェインはサポート役であり、メインは日々の生活習慣です。
カフェインダイエットは、正しく使えば脂肪燃焼を助ける強い味方になります。
✅ トレーニング前に飲む
✅ 1日400mg以内を目安にする
✅ 砂糖・ミルクを控える
この3つを意識するだけで、コーヒータイムがダイエット習慣に変わります。
飲むだけで痩せる魔法の方法ではありませんが、
「日常に上手に取り入れる」ことで、確実に体の変化を感じられるはずです。