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ダイエットやトレーニングを続けていると、
こんな気持ちになることはありませんか?
体重が減らない
見た目が変わっていない気がする
頑張っているのに成果がわからない
多くの女性が、
「数字」を基準に体の変化を判断しがちです。
しかし、実際に体を日常的に見ている立場からすると、
体重が変わらなくても、体は確実に変化している
というケースはとても多くあります。
そしてその変化は、本人よりも第三者のほうが気づきやすいことも少なくありません。
体重や体脂肪率は、
体の状態を知るひとつの目安ではあります。
ただし、
水分量
むくみ
食事のタイミング
生理周期
などの影響を受けやすく、
短期間では正確な判断が難しい指標でもあります。
そのため、体を専門的に見ている立場では、
数字だけで判断することはほとんどありません。
むしろ、
立ち姿
動き方
体の質感
日常での変化
といった、
生活に直結するサインを重視しています。
最も早く現れやすい変化のひとつが、
姿勢です。
立ったときに重心が安定している
肩の位置が自然
背中や首の力みが減っている
こうした変化は、
体重が変わらなくてもはっきり現れます。
姿勢が整うと、
体がすっきり見える
呼吸が深くなる
疲れにくくなる
といった変化も起こりやすく、
「なんとなく印象が変わった」と感じられることが多くなります。
トレーナーがよく見ているのが、
動きのスムーズさです。
例えば、
立ち上がる動作
歩き方
階段の上り下り
以前はぎこちなかった動きが、
いつの間にか楽にできるようになっている。
これは、
使える筋肉が増えた
無駄な力みが減った
関節の動きが良くなった
という、非常に大きな変化です。
見た目以上に、
体の中では前向きな変化が進んでいます。
女性の体は、
むくみやすさに左右されやすいもの。
トレーニングや生活習慣が整ってくると、
夕方の脚の重だるさが減る
朝の顔のむくみが軽くなる
体の張り感がやわらぐ
といった変化が現れやすくなります。
これらは、
血流やリンパの巡りが整ってきているサイン。
体重計には出ませんが、
体が本来のリズムを取り戻している証拠です。
「筋肉がついた実感がない」
そう感じる女性はとても多いです。
ですが、実際には、
余分な力が抜けた
ラインがなめらかになった
服の着たときのシルエットが変わった
という変化が先に起こることがほとんど。
筋肉は、
大きくするだけが目的ではありません。
正しく使われることで、自然にラインを整える
それが、女性の体に起こる理想的な変化です。
トレーナーが意外と重視しているのが、
日常の疲れ方です。
前より疲れにくくなった
寝起きが楽になった
翌日に疲れを持ち越しにくい
こうした声が出てきたとき、
体は確実に良い方向へ進んでいます。
これは、
筋力
呼吸
自律神経
生活リズム
が少しずつ整ってきている証拠です。
最も印象的な変化は、
実は見た目の数字ではなく、雰囲気です。
表情がやわらかくなる
立ち姿に自信が出る
話し方が前向きになる
体が整うと、
自然と心にも余裕が生まれます。
この変化は、本人よりも周囲が先に気づくことが多いのも特徴です。
毎日鏡で見ていると、小さな変化には気づきにくくなります。
また、
理想が高い
比較対象が厳しい
「まだ足りない」に目が向く
という心理も、
変化を感じにくくする原因です。
しかし体は、
少しずつ、確実に変わっています。
数字は「参考資料」として見るのが理想です。
上がった・下がったに一喜一憂しない
長い目で傾向を見る
他の変化と合わせて判断する
これだけで、
気持ちはかなり楽になります。
体の変化を感じるために、
こんな視点を持ってみてください。
以前より楽になったことは?
無意識でできるようになったことは?
日常での小さな変化は?
数字以外の変化に目を向けることで、
「ちゃんと進んでいる」と実感しやすくなります。
体重が変わらなくても体は変化している
姿勢・動き・巡りは重要なサイン
疲れにくさや雰囲気も大切な変化
数字だけで自分を評価しない
小さな変化の積み重ねが未来をつくる
体の変化は、
いつも目に見える形で現れるとは限りません。
でも、確実に前に進んでいます。
焦らず、比べず、自分のペースで。
その積み重ねこそが、
一番きれいで、続く変化につながります。