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膝が痛いスクワットは逆効果?女性が見直したいポイント

2025.12.07 | トレーニング

スクワットは「痩せたい」「ヒップアップしたい」「脚を細くしたい」という女性にとても人気のある種目です。しかし実際には、

 

スクワットをすると膝が痛い

太ももばかり張って逆に脚が太くなる

正しい姿勢がわからない

 

こういった悩みを持つ女性が非常に多いのが現実です。

実は、膝が痛い状態で続けるスクワットは逆効果になる可能性も。

この記事では、膝痛の原因から、女性が見直したいフォーム、痛みを防ぎながら引き締め効果を高めるコツまで、わかりやすく解説します。

 

◆ なぜスクワットで膝が痛くなるの?女性に多い3つの理由

膝の痛みには明確な原因があります。特に女性は体の特徴的に、膝へ負担がかかりやすい傾向があります。

 

① 膝が内に入る(ニーイン)癖があるから

女性は骨盤が横に広く、X脚になりやすい構造のため、

しゃがむ動作で膝が内側へ入りやすいと言われています。

膝が内に入ったままスクワットをすると、

 

膝の関節にねじれが起こる

大腿骨(太ももの骨)とすねの骨がズレる

膝の内側だけに負担がかかる

 

という状態に。

特に膝の内側が痛む人はこのパターンがほとんどです。

 

② 太ももの前ばかり使ってしまう

「スクワット=脚のトレーニング」と思われがちですが、本来は

 

お尻(大殿筋)

ハムストリングス(裏もも)

体幹

 

など、後ろ側の筋肉をしっかり使う種目です。

ところが女性に多い 反り腰・猫背姿勢 の影響で、重心が前にずれやすく、

❌ 太ももの前 → 過剰に働く

❌ 膝 → 前に突っ込む

❌ お尻 → ほぼ使われない

という状態になります。

 

これが続くと、

膝に負担がかかる

もも前が太くなる

お尻の形が変わらない

 

と、まさに逆効果のスクワットになってしまいます。

 

③ 足首(特にふくらはぎ)が硬い

「しゃがむと後ろに倒れそうになる」という女性は、

足首の柔軟性不足がかなり関係しています。

足首が硬いと重心を後ろに引けないため、結果的に膝が前へ出てしまい、痛みにつながります。

 

足首の硬さは、

ヒールの習慣

ふくらはぎのむくみ

ふとももの過緊張

 

など女性に多い特徴でもあるため、意外と見落とされがちです。

 

◆ 膝が痛いスクワットは逆効果?放置するとどうなる?

膝が痛いのにスクワットを続けると、以下のような悪影響が積み重なります。

 

① 膝関節の炎症が進みやすくなる

軽い違和感の段階でストップすれば防げますが、痛みを無視すると炎症が進み、

 

スクワット以外の日常動作でも痛くなる

階段で膝に違和感

正座が辛くなる

 

など、生活に支障が出ることもあります。

 

② 太ももが余計に張り、脚が太く見える

膝痛をかばうようになると、太ももの前(大腿四頭筋)がさらに固まり、

 

シルエットが外側に張る

前ももの盛り上がりが目立つ

ヒップアップしづらくなる

 

という、女性にとってショックな状態に…。

 

③ スクワットの効果が半減する

特に多いのが、「頑張っているのに下半身が変わらない」という声。

 

膝が痛い

お尻が使えてない

もも前ばかり働く

 

この状態では、どれだけ回数を増やしても効果は出ません。

 

◆ 膝を守りながら効果を出す!女性が見直したいスクワットのポイント

膝痛を改善しながらスクワットの効果を最大限にするため、

まず見直してほしいポイントをまとめました。

 

① つま先と膝の向きを揃える(超重要)

膝が痛い人のほぼ全員が、

膝とつま先の向きがズレています。

✔ つま先 → 少し外

✔ 膝 → つま先と同じ方向に曲げる

✔ 内側に入らないよう意識

このセットを守るだけで、膝のストレスが大幅に減ります。

 

② お尻に体重を乗せるヒップ主導に切り替える

スクワットは しゃがむ より お尻を後ろに引く動作が大切です。

 

お尻を後ろに突き出して

そのまま椅子に座るようにしゃがむ

膝でなく、お尻と太もも裏を使うイメージ

 

③ 足首が硬い人は「かかとにタオル」を入れる

足首の硬さでフォームが崩れる女性は本当に多いです。

解決策は簡単で、

かかとの下にタオルやプレートを入れるだけ。

これだけで重心が整い、お尻を使いやすくなり、膝の負担も激減します。

 

◆ 膝が痛い女性におすすめのスクワット前の準備運動

痛みのあるままスクワットを行うのではなく、

まずは体の使い方を整えることで安全に効果が出ます。

 

① 足首ストレッチ(30秒)

片膝を立てて前に倒す

つま先が浮かないよう注意

ふくらはぎが伸びればOK

 

② お尻(中殿筋)にスイッチを入れる

横向きに寝て、脚を外側に開く クラムシェル”がおすすめ。

膝が内に入りやすい女性は、

この筋肉が弱いケースが非常に多いです。

 

③ 深呼吸で反り腰・猫背をリセット

姿勢が崩れたままでは、どれだけ頑張ってもフォームが崩れます。

 

みぞおちを軽く締める

肋骨をしっかり動かす

 

これだけで骨盤の位置が整い、スクワットがやりやすくなります。

 

◆ それでも痛い?そんな時はスクワット以外の種目に切り替えよう

無理にスクワットを続ける必要はありません。

膝に優しく、お尻にしっかり効く代替メニューとしては、

 

ヒップリフト

グルートブリッジ

ワイドスクワット

デッドリフト系(軽め)

 

などがあります。

特にヒップリフトは膝への負担がほぼゼロなのに、

お尻にしっかり効くため女性にとてもおすすめです。

 

◆ まとめ:膝が痛いスクワットはやり方を変えれば効果が出る!

膝が痛いからといって、スクワットが向いていないわけではありません。

多くの場合は、

 

膝が内に入る癖

つま先と膝の向きのズレ

足首の硬さ

姿勢の崩れ

お尻が使えていない

 

などが原因です。

正しく改善すれば、

✨ お尻がしっかり使える

✨ 太もも前の張りが減る

✨ 膝の痛みが改善

✨ 下半身が引き締まりやすくなる

✨ 代謝アップで痩せやすく

と、いいことづくし。

女性の身体は繊細だからこそ、

フォームを整えるだけでスクワットの効果は大きく変わります。

 

■HP:https://rutina-gym.com/

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